ノリックのIT生産性向上、ライフハック、プロマネのお仕事備忘録

IT系の仕事の事とか役立つツールとかプロジェクトマネジメントの事とかを記載していきます。

ソフトウェア開発白書2018-1019を見てSI業界の闇を知る

クリスマスイブに暇だったのでIPAが公開しているソフトウェア開発データ白書2018-2019を眺めていた。

https://www.ipa.go.jp/ikc/reports/20181011.html

その中になんとも悲しい数字を見つけたので備忘として記録する。

人月単位で提出されたプロジェクトについて、1ヶ月を何時間で換算しているかという統計である。

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出典 ソフトウェア開発データ白書2018-2019 66ページ

労働基準法ギリギリの1日8時間として月20営業日で160時間である。この白書のデータ提供元が17ページに記載されており以下のとおりである。

● 株式会社インテック ● TIS 株式会社 ● SCSK 株式会社 ● 株式会社 DTS ● 株式会社 SBC ● 東芝情報システム株式会社 ● NEC ソリューションイノベータ株式会社 ● 株式会社東邦システムサイエンス ● NTT ソフトウェア株式会社 ● ニッセイ情報テクノロジー株式会社 ● 株式会社 NTT データ ● 日本電気株式会社 ● 株式会社 NTT データビジネスシステムズ ● 日本電子計算株式会社 ● 株式会社 OKI ソフトウェア ● 日本ユニシス株式会社 ● 沖電気工業株式会社 ● 株式会社野村総合研究所 ● キヤノン IT ソリューションズ株式会社 ● パナソニック株式会社 ● クボタシステム開発株式会社 ● 日立 INS ソフトウェア株式会社 ● 株式会社構造計画研究所 ● 株式会社日立製作所 ● 株式会社ジャステック ● 株式会社日立ソリューションズ ● 新日鉄住金ソリューションズ株式会社 ● 富士通株式会社 ● 住友電工情報システム株式会社 ● 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 ● 株式会社ソルクシーズ ● リコー IT ソリューションズ株式会社 ● 大同生命保険株式会社 ● 株式会社両備システムズ

錚々たる会社がデータを提供しているわけだが、1人月を最大で208時間と考えている会社がどれだか気になるものである。1人月140時間のプロジェクトと200時間のプロジェクトを混ぜて統計を発表しても意味がないのではと思う。IPAは次回からのデータ提供依頼は人時単位で統一するようにしてはどうだろうか。