ノリックのIT生産性向上、ライフハック、プロマネのお仕事備忘録

IT系の仕事の事とか役立つツールとかプロジェクトマネジメントの事とかを記載していきます。

PMがスケジュールを作成する時に検討する5つの事

プロジェクト管理
プロジェクト管理

前の会社では全社標準で EVM での進捗状況を報告することが求められていた。私はゴールドラット先生の CCPM を使いたかったのだが自分のプロジェクトだけ別の管理手法にするというわけにもいかない。なので CCPM の要素を取り入れながら EVM でスケジュール管理をしていた。

クリティカルチェーン

クリティカルチェーン

次の会社の面接を受ける時に先方から
「スケジュール管理の仕方ってどうやってるんですか?」
という質問を受けたので
「EVM で管理してますよ」
「EVM? うちは全部頭の中で管理スケジュールを管理してるんですよ」
言われたのでかなりびっくりした。数千万規模の案件であっても頭の中でスケジュール管理するって相当難しいのではないかと思うのだが。多分長年の経験である程度やることが頭の中にイメージできているためにうまくいってるのだろう。私の場合は全く新しいシステムと異業界を担当することになるので頭の中でスケジュールを立てるというわけではなくちゃんと文書化しないと抜け漏れが発生する恐れがある。

自分が今までにどういった手順でスケジュール管理をしていたか振り返って整理しておきたいと思う。また 、次の会社ではスケジュールのテンプレートもなさそうなので同時にテンプレートも整備しておこう。

  1. 見積もりを精査する
    今年は働く会社でも見積もりに関しては要件定義時、基本設計時に詳細な見積もりを作成しているとのこと。なので機能毎にどのくらいの工数がかかるかの見積もりはあると思うのでおそらく EVM を適用する事はそれほど難しくないのだと思う。ただ今まで経験してきた中では実はレビューのコースが入ってなかったりレビューの指摘対応するコースが入ってなかったりすることがあるのでその辺りは事前にチェックしたいと思う。また CCPM で注意するように言われている個別タスクの見積もりにどの程度のバッファが含まれているかはプロジェクトメンバーで話し合う必要があるだろう。

  2. 必要なリソースを確認する
    ここが新しく働く職場で難しい問題になるともう誰が誰がどんなことをどのレベルでできるかというのが全くわからない状態でタスクに要員をアサインする必要がある。 また顧客側のタスク屋アプリケーション以外のインフラ領域に関わるタスクについても次の会社ではどのような役割分担で行ったのか確認が必要だ。 はこれはスケジュールを作った後にプロジェクトメンバーやプロジェクトリーダー経験者、上司にレビューしてもらうしかないだろう。

  3. プロジェクトオーナーに計画を承認してもらう 新しく働く会社について一つ驚いたのが地方では要件定義から移行導入まで全て請負契約でやっているということであった。普通であれば用件を確認しその要件を実現するための機能基本設計で設計士それで良いかどうかをお客確認し合意してから詳細設計以降を請負契約にするのが私が今まで経験してきた流れである。要件定義から請負契約ということになると色々な要求を顧客が上げられてもコスト範囲に収まる実現できる要求はここまでですということをあらかじめ用意しておく必要がある。をするとステークホルダー間の調整がかなり大変になるだろう。そこで顧客側のプロジェクトオーナーを味方につけておくことが重要である。ただ話に聞くと 「地方の中小企業の社長さんというのはかなりアクが強い人が多いからそういう人と仕事をすると人間力がつくよw」 と言われたのでこのあたりはかなりの心配事項である。

  4. 結合テスト開始前とプロジェクトカットオーバー前にバッファを設定する
    CCPM ではタスクが合流する箇所の合流バッファとプロジェクト全体のプロジェクトバッファを設定するが私は簡易的に全ての機能を結合してテストする結合テスト開始前とカットオーバー前バッファ期間を設定するようにしている期間の目安はプロジェクトによって異なるが、 CCPM の方に書いてあるような見積もりを半分にするようなところまでは行っていない 結合テスト開始前のバッファが1~2週間、プロジェクトバッファが2週間から1ヶ月程度で設定している。

  5. 進捗管理表実際に作成する
    プロジェクト計画の初期段階では第2ってレベルのものを作成し詳細スケジュールに落とし込んでいくと思う。 詳細スケジュールを作成するときは以下のリンクのようなテンプレートを使用している。ちなみにまだ作成中なので色々不備があると思うがご容赦いただきたい
    Google Spread) https://docs.google.com/spreadsheets/d/1yvkEzactfJV9QgFe_N5K20wzsn_NBTOtvtFqxj8vzJQ/edit?usp=sharing

チェックポイント ・PVの山で急上昇してるところはないかどうか
・祝祭日や夏休み病院の休暇予定も加味したスケジュールになってるかどうか。
・1日7時間程度の割り当てになっているかどうか。プロジェクト以外の作業が発生するため
・参画メンバーに十分な作業割り当てができてるかどうか。少なすぎると上司が文句言ってくる
・工程ごとの開始終了日がマイルストーン内に収まっているかどうか。
実際に詳細なスケジュール表を作ると、今の要員だけじゃ足りないということがわかってきたりする。 作る過程で気づくことが色々あるので横着をしないで必ず進捗管理表を作ることが重要である。

とりあえず計画段階で必要になりそうな箇所だけ作ったスプレッドなので徐々にバージョンアップしていきたい。EVMとCCPMをもっと融合できないかも課題だ。この本が良さそうだが買うか。

リーンプロジェクトマネジメント 第2版 CCPM実践バイブル

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