中小企業で生きていくシステムエンジニアが考えるライフハック・ITツール・投資、人生100年を生き抜く人生戦略、生産性向上をノリックが考える

中小企業で働くシステムエンジニアがライフハック、ツール、投資、人生100年を生き抜く人生戦略、生産性向上を語ります

サイゼリヤ全店禁煙、ソフトバンクは禁煙、SCSKは飲み会でも禁煙

 

本日のニュース

ソフトバンクは全面禁煙になるという。

news.livedoor.com

 

 

さらにお店を禁煙にするのはまだわかる。

www.saizeriya.co.jp

朝のNHKニュースによると部下の禁煙率が上司の査定に響くという恐ろしい制度を導入するそうだ。サイゼリヤで喫煙している人は禁煙パワハラを受けないか心配だ。


 私が以前勤めていたSCSKも禁煙だった。ただし、ソフトバンクと違うのはSCSKはオフィス内と入居ビルでは禁煙だったけど仕事中に吸ってはだめではなかった。なので吸う人は周りの商業施設に片道10分歩いてタバコを吸いに行っていた。ビルの周りで吸っていると怒られるから遠出して一回タバコを吸いに行くと30分ぐらいは帰ってこない。また、タバコをやめた人には報奨金がでるというイベントもやっていた。元々喫煙習慣のない私にはなんのメリットもないイベントである。最後の方は会社の人と飲みに行くときも禁煙になった。ちなみにいま勤めている会社は分煙しているが、分煙室の周りはタバコ臭いので副流煙の被害は少し受けていそうだ。

 

健康経営ブーム化

最近健康経営に関するニュースをよく目にする。中小企業に務める私として、「え!ほんと!」と思ったのが以下の経済産業省の記事だ。

meti-journal.jp

いやいや、流石に健康だけで1億円のロスは無いんじゃないか?と思ったが、出処は「東京大学政策ビジョン研究センターデータヘルス研究ユニット」なのでしっかり研究したのだろうという気もしてきた。自分の仮説だが、 

  1. IT業界で言うところの1人月100万円とれる従業員が一人一年間休職すると1200万の売上ロス。
  2. このような人が10人いれば1億2千万円のロス。

ん~~。ちょっと無理がある計算のような気がするぞ。

中小企業と言ってもIT企業だと100人未満が中小企業のカテゴリになるから100人中10人が倒れているというのはよっぽどのブラック企業だろう。だが、休職とまでは行かずとも慢性的に過重労働になっているような会社であれば100人の生産性が少しずつ落ちて、一人10%生産性が落ちると仮定すれば100人×10万円×12ヶ月で1億2千万円のロスになる。これだとありえないとも思えない。

 

健康経営は儲かるのか?

でもそれだったら健康経営しているということは業績が上がり、そのような会社の業績は当然高いはずである。本当だろうか?

 

www.meti.go.jp

 

ソフトバンクが入っていない。孫さんが怒って「やりましょう!」で決まったんだろう。こういうのを見ると定量的に評価したくなるのだが、37銘柄もあるので5年連続選出の以下の代表企業に絞って検証してみた。

 
4452    花王株式会社
5332    TOTO株式会社
4543    テルモ株式会社
9005    東京急行電鉄株式会社
9719    SCSK株式会社
8601    株式会社大和証券グループ本社
 
さて、どうなったか。

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マネックス証券のサイトより

 

ん!、まんざら嘘でもなさそうだぞ。だが、健康経営を推進しようとしている経済産業省が業績の良い会社を健康経営銘柄に選定しているという可能性も排除しきれない。

 

採用難時代の今、中小企業にとっては良いアピール

健康経営企業に選ばれるためにはそれなりの取り組みをしないといけないようだ。

以下は経済産業省の申請書からのピックアップだ。

 

Ⅱ.健康経営優良法人 2019(中小規模法人部門)認定基準
  次の1~5の項目の全てを満たすこと。
1「経営理念・方針(経営者の自覚)」の評価項目を満たすこと。(必須項目)
2「組織体制」の評価項目を満たすこと。(必須項目)
3「制度・施策実行」における(1)~(3)の中項目から、
  下記の項目数以上の評価項目を満たすこと。
(1)「従業員の健康課題の把握と必要な対策の検討」
   (4項目中2項目以上)
(2)「健康経営の実践に向けた基礎的な土台づくりと

    ワークエンゲイジメント」(少なくとも1項目)
(3)「従業員の心と身体の健康づくりに向けた具体的対策」

   (7項目中3項目以上及び必須1項目)
4 「評価・改善」の評価項目を満たすこと。(必須項目)
5 「法令遵守・リスクマネジメント」の評価項目を
  満たすこと。(必須項目)

 

今の会社は昔の古きよき猛烈に仕事をすることを良しとする風潮があるように感じるので、健康経営法人になるのは難しそうだ。

地方の中小企業で健康経営法人に選ばれているのは岡山県だと59社なので良いアピールになるのではと思う。個人的には残業が減ると本を呼んだり、ブログを見たりして新しい知識を吸収する時間が増えるから仕事でも良いアウトプット出せると思うんだけどね。経営者の人はそうは言っても無い袖はふれないというところも多いのだろう。

 

私は思う。会社の方針がどうだろうと関係ない。来年も今のワークライフバランスを保つのは自分の心がけ次第だ。