中小企業で生きていくシステムエンジニアが考えるライフハック・ITツール・投資、人生100年を生き抜く人生戦略、生産性向上をノリックが考える

中小企業で働くシステムエンジニアがライフハック、ツール、投資、人生100年を生き抜く人生戦略、生産性向上を語ります

若者の離職率がなぜ高いのか考えてみた。

 

私が転職活動をしている時に今の会社の求人情報を見たら社員の平均年齢が40歳を超えていた。
平均年齢が高いということは、社員が辞めたくない良い会社という判断をした。

一方平均年齢が30代前半とか若い会社もある。だから悪いというわけではないが、
会社が急成長中という理由なら良いのだが、新卒採用をしても次から次へ辞めて行くので
平均年齢が低いという可能性もある。

今年は新人教育を担当しているので、若者の離職について気にかけている。
当社では今年のGWは10連休だ。なので5月病にかかってGW開けに出社拒否という人の出る確率が平年より高いのではないかと予想している。
そんな話を先日の交流会でしていたのだが、実は当社のここ何年かの若者離職率が5割ぐらいではないかという話になったのだ。
結構高い!

 

離職する理由

会社に伝えたタテマエの退職理由、伝えなかったホンネの退職理由|人事、採用、労務の情報ならエン人事のミカタ


1. 人間関係。(25%)
2. 評価人事制度に不満があった。(12%)
3. 給料が低かった。(11%)

  人間関係という事は上司との関係だろうか。部下は上司を選べないから(でも上司も部下を選べないのだが)力関係が上の人に嫌われているとかパワハラまがいの事をされているとしたら辞めざるを得ないだろう。
 でも、大企業だったらフリーエージェントやあの人とは合わないのでといえば配置を考えてくれる可能性があるので一度は上司の上司に相談するか、人事部に相談するのが良いと思う。それに次の会社でもきっと合わない人はいるし、仕事内容に問題がないのに人間関係だけで止めるというのはもったいないのではないか。

 

給料は安くても

 3位の給料が低かったという理由は11%と低い。これには私はある程度納得している。フログを購読しているのだめさんも給料安くても頑張って働いているみたいだし。

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 私も年収ダウンしたが、転職を決意した。最近の若者も都銀行くよりは、やりがいのあるベンチャーで働きたいというようなニュースを見ることもある。給料と退職理由の相関は低いだろう。

 ただし、評価人事制度に不満があるというのが2位になっている。たとえば私は年収ダウンを許容して転職したが、もし今後3年間、一切給料が上がらず評価されないとしたらどうだろうか。今の会社に居続ける意味は見いだせないだろう。


 以前、2chでトランスコスモスに務める30代前半の人が給料明細をアップしていた。おぼろげな記憶しかないが300万円代で現場リーダーをしているのにもかかわらず給料は入社のときから変わらない。
そんな状況で働き続けられるだろうか。それ以来しばらくは口伝でトラコスには関わるなとSE達の間で囁かれたものだ。

 給料は低くても、評価されて徐々に昇給しているとかなら不満がたまることはないと思う。だがしかし入社3年でそんなに差がつくか?残業が多いプロジェクトに関わってしまったかそうでないかによる違いで
評価による給料差は微々たるものだろう。逆に超仕事ができる将来の幹部候補には多めの給料を払うとかという話はよく聞く。

 

意外なのは仕事に飽きたってのがない

「やりたい仕事ではなかった」という退職理由が8%ある。でもこれってローテーションで部署異動したけど、異動先が合わなかったというパターンだと思うの。私の場合は数年単位で子会社に出向したり異動になったりを繰り返しながらきたから、飽きてきたなーと思ったら新しい環境になるという好サイクルが回っていた。でも同じ職場で5年いて、仕事内容を変えられそうにないなぁと感じた時に転職を考えるようになった。

 新人でも3年間仕事をしていると、

・1年目は覚えることがいっぱい。

・2年目は去年のことを思い出しながらなんとかやる。

・3年目は去年の反省を踏まえ、改善提案してやる気がみなぎる。

・4年目はもう飽きた。。

ってパターンが多いと思うのだけど。今の職場は中小企業だから配置転換と言ってもSEやるか営業やるかぐらいしかない。自分が入社3年目のときって小規模案件のプロジェクトリーダーぐらいはやっていたけど、今の会社は下積み期間が長く5年ぐらいはプログラマーとしてキャリアを積まないと客先にも行けない風潮に見える。

 

プロセス改善や効率化したらもっと飽きる

 システム開発の仕事に限らないと思うがPDCAサイクルを回したり、生産性向上、品質向上にみなさんも職場で取り組んでいると思う。私も以前の職場でWEB画面の自動化をした時に、やった直後はこれは快適だと思った。しかし1週間もしないうちに虚しくなった。なんというか再春館製薬所のしずくが落ちてくるのを見つめる仕事というか、刺し身工場でタンポポをひたすらのせる仕事と似たような感じだと思う。画面が自動的に動いてテストしているのをひたすら眺めているの。もちろんストレスフリーにはなるのだが、なにか虚しいの。プロジェクトが炎上してほしいわけではないが、ルーチン化が完璧になればなるほどモチベーションはダウンするのよね。

 RPA(ロボティックプロセスオートメーション)で自動化するのは良いけど、自動化された仕事をしていた人のその後が心配だ。今まで俺のやっていたことは何だったのかということが、RPAやAIでもっと増えてくるんだろうね。

 

新人研修も中盤に差し掛かっているが、令和になっても新入社員が辞めていないことを祈るのみだ。来週にでも「辞める気」になっていないかどうか傾聴してみるかな。

 

・・・・どうやって質問すればいいのか切り出し方が難しいな。この前傾聴の研修を受けたばかりなのだが。。

 新人研修の講師になったので、その覚悟を書いた記事は以下です。もしよかったらご覧ください。

 

www.norick-matsumoto.com