ノリックのIT生産性向上、ライフハック、プロマネのお仕事備忘録

IT系の仕事の事とか役立つツールとかプロジェクトマネジメントの事とかを記載していきます。

とんでもないハラスメント。加害者にも被害者にもならないために。

 職場でのパワーハラスメント(パワハラ)防止を義務付ける関連法が5月29日、参院本会議で可決・成立した。ハラスメントと言うとパワハラ、セクハラ、マタハラ、スメハラ・・・・ もうどんだけハラスメントがあるのかわからないが、法律化されるから注意するというわけではなく、日頃からハラスメントの加害者や被害者にならないために注意しておく必要がある。

 

 

管理職研修で言われたショッキングな話し

管理職になった時にセクハラ研修でまず最初に言われたことが今でも頭から離れない。

(人事部長)

まず皆さんに自覚していただきたいのは、若い女子社員が皆さんに話しかけるのは上司だから話しかけるのであって、皆さんのことを好きになるということは絶対にありませんから!

 

 という一言である。当時はまだ39歳、ギリギリ30代である。課長島耕作に憧れていたのである。ホントなのか?当時テレビで女子大生にアラフォー男子が大人気!って企画やっていたんだけど、テレビ局に踊らされただけなのか?!冒頭そんなことを言われたものだからその事が頭から離れないが言われてしまったものは仕方ない。あとで仲の良い女子社員に相談しようと私は備忘録としてメモをとった。

 

管理職研修で言われたショッキングな話し、その2

 人事部長の講話は続き、またしても驚きの展開に盛っていかれた

(人事部長)

このなかで特定の女子社員にたいしてニックネームやファーストネームで呼んでいる人はいますか?

 

(私)

ノシ

 

(人事部長)

はい、今手を上げた君、セクハラ確定ですから、今この瞬間からやめなさい。

 

(私)

承知しました。orz

 

 なぜニックネームやファーストネームで呼ぶことがセクハラになるかと言うと、たとえ相手の子は嫌がっていなかったとしても周りの女子が、なんで松本課長はあの子だけニックネームで呼ぶのかしら?私達もニックネームで呼んでほしいのに。と嫉妬心が芽生えてしまう可能性があるからだそうだ。なるほど!これは腑に落ちた。私にはニックネームで呼んでいる女性社員が何人かいるがそういうことなら止む終えまい。普通に~~さん!と呼ぶことにした。

 しかしそのうち一人だけ困った女性社員がいるのである。その人は同じ姓の男性社員がいてしかも隣に座っているのだ。なので私はその二人に対してファーストネームでいつも呼びかけていた。これを姓で呼ぶとなれば毎回二人が同時に振り向き、いやこちらの方ですという無駄なやり取りが発生してしまう。これは緊急を要する案件だと思い私は自分の課員を招集して緊急会議を開催した。

 

緊急会議

 ちなみにその当時の私の課は16名中11名が女性社員という構成であった。なぜこんなフォーメーションにしたのか部長の気が知れないが、なってしまったものは仕方ない。早速セクハラ研修で受けた内容をつたえ、私は絶対にセクハラをしない事と、もし危なそうな発言をしていたらイエローカードということで私を注意してほしいとみんなにお願いした。いきなりセクハラ110番という社内のホットラインに通報されたらたまったものではない。みんなうなずいてくれているようだ。

 まず伝えるべきは特定の人に対してファーストネームやニックネームで呼んでいた事に対する謝罪と今後は普通に~~さん付で呼ぼうと思っているという話である。すると女子社員達がなんでだろう???って顔をしてベッキーと呼んでいた女子社員は

 

私は別に今までどおり「ベッキー」と呼ばれても構わないですよ。

 

(私)

いや、そういう問題じゃないんだよ。ベッキーにだけベッキーって呼ぶと他の人がなんで私にも素敵なニックネームを付けてくれないのか!?って女子社員間のコミュニケーションに問題がでるでしょ!

 

(一同)

失笑

 

(中堅女子社員)

その心配はないと思いますよ!というかそういう事が起こると思っている方が寒いです!まあ、名字で呼びたいならそうしてもらって良いんですが、ゆきえさんはどうするんですか?しんごさんと名字同じだから私達も名前で呼ばないと面倒なんですが?

 

(私)

そうそう、さすがだねえ。その件で話したかったのよ。ゆきえさんだけは紛らわしいので業務の都合上引き続きファーストネームで呼びたいのだが、みんな了承してくれるだろうか?

 

(ゆきえさん)

私は問題ないです。他の人に嫉妬されなければよいのですがw

 

(中堅女子社員)

繰り返しますが、その心配はないと思いますよ!でも松本さん、たまに「ゆきえさん」のことを「ゆきえ」ってよんでいっぱくあけて「さん」って呼ぶのはどうかと思いますよ。

 

なに!気づかれていたのか!実はこのゆきえさん、はっきり言って美人である。年も私とそれほど変わらないアラフォーなのだが、例えるならば石田ゆり子似であるが、人妻である。本当はゆきえと呼び捨てにしたいぐらいだが、それではいけないと思い、いっぱく開けて「さん」と呼ぶ傾向が私にはあった。 

 

(私)

ん? そうか? それは気づかなかったけど以後注意するよ。今日話したかった内容は以上だ。解散!

 

緊急飲み会

 私にはもう一つ確認しないといけないことが残っていた。若い女子が本当にアラフォー男子に恋することはないのだろうか?そこで例の中堅女子社員をちょっと相談があるということで飲みに誘った。

 

(私)

じつは今日のセクハラ研修で若い女の子が私ぐらいの年代の男性のことを好きになるわけが無いと言われたのだけど、そんな事あるのかな?

 

(中堅女子社員)

人によるんじゃないですかね。例えばゆきえさんにあこがれている若い男子は多いですね。松本さんのことを良いと言っているのは掃除のおばあちゃんぐらいですね。あの子は笑顔がいいと褒めてましたよw。そもそもうちの会社って給料安いじゃないですか。部長でもホンダのフィットに乗っているし。おじさんの魅力って金だと思うんですよ。

 

 その日は中堅女子社員に私がおごることにした。これで良い噂が広まればよいのだがと思ったが、結局私が転職して現在に至るまで独身を貫いているという現状から察するに人事部長が言ったことに嘘はなかったのだろうとこのブログを書きながら確信に至っているわけである。

 そんな私に結婚をしたいのだがどうすれば良いかと相談してくる馬鹿な友人がいる。相談する相手を間違えているのだが、その友人よりは若干恋愛に関しては上手ではないかと思っておりやむなく相談にのるのだがこのことは別の機会にしたいと思う。

 

 

ハラスメントの境界線-セクハラ・パワハラに戸惑う男たち (中公新書ラクレ)

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